初読みの作家さんヽ(*´∀`)ノ

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雪村花菜「紅霞後宮物語」
富士見L文庫【読了2021.06.19】

 

タイトル通り初読みの作家さん
久々に

「これは来た!」

瞬間です(*ФωФσ)σ

この一瞬を味わいたくて
定期的に読んだ事ない作家さんに挑戦します☆
だいたい
「悪くなかったけどイマイチ」
が8割
たまに当たる、
この瞬間が本好きには堪りません

 

 

本屋の文庫棚平台に
シリーズ平置きされているのを見て
ずっと気になってた作品(*≧m≦*)

でも読んだ事ない作家さんだし
ここ数年ラノベから遠ざかってたのもあり
二の足を踏んでいました…

パッと見、中華系っぽいし
いや嫌いじゃないんだけどねw
漢字が多そうだなー、と(爆)

ネットの古本屋さんで
あと一冊あれば送料無料なんだけどなー
というタイミングに1巻をお試し購入

これが、当たりでした!

あっと言う間に読破
翌日には続きをネット注文(笑)
一気に6冊もwwwww

 

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※以下ネタバレ有※
未読の方ごチューイ下さい

 

 

 

 

 

 

 

 

あらすじ読んで、最初は
『彩雲国物語』みたいなヤツか?

 

正直、思いました( ̄▽ ̄;)

似たような中華系で、立志物語的な
後宮に入ってエセ夫婦を演じます~
あるあるパターン、かあ……?

違うとすれば、主人公が30歳過ぎてて
ラノベのヒロインなのに!??
(失礼(笑)

 

武官として将軍の地位を授かった主人公
しかし女だから故かこれ以上は
出世できないと皇帝は言う
更に
「だから後宮に入ってくれ」
とまで、のたまう…え。
意味が判らないwwwww

主人公もきっと意味が判らないまま
とうとう皇后にまで登りつめる事となり
そこから物語は始まる――――

 

思っていた以上に、これ
面白い!!!!!

 

先ず文章が読みやすい
会話のテンポがイイ
キャラの個性が確立されている!

私ラノベの少し軽い文体とか世界観が
苦手なのですが全くそういう事がない

中盤過ぎまでは
突如現れたとうの立った皇后の存在に
皇帝の寵愛を欲する女達の醜くも
熾烈な嫉妬だ欲望だが渦巻く後宮内の模様

肝心の主人公にその嫌がらせは響かず
あっさり踏破する痛快さに惹き込まれます

後半は、主人公が皇帝の命を暗殺者から
救ったあたりからガラリときな臭くなる

終盤は、展開のせいもあってか
人物が入り乱れて少し読者が置いてけ堀感あった

急に登場人物増えるし
いまいち場面と場合が読みきれない箇所もある

それ差し引いても
面白かった(≧∇≦*)
既に12巻ほど刊行されているので
深みを増した物語と人間模様が今後の楽しみ☆

好きな作家さんに出会った時
そして未読の既刊本がいっぱいあると知った時

本好き至高の一瞬に違いありません♪

 

 

 

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