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初読みの作家さん😊📖
粗筋を読んで面白そうだったので図書館で借りてきました!

早朝、犬の散歩に出かけた公園で、元弁護士の伯父が何者かに首を絞められて殺害された。
犯人逮捕の手がかりすら浮かばない中、甥であり探偵事務所勤務の経験を持つ若林悠紀は、養子の志史を疑う伯母の高子から、事件について調べてほしいと懇願される。
悠紀にとって志史は親戚というだけでなく、家庭教師の教え子でもあった。
中学生の頃から他人を決して近づけず、完璧な優等生としてふるまい続けた志史の周辺を調べるうちに、悠紀は愛憎が渦巻く異様な人間関係の深淵を覗くことになる。
圧倒的な筆力で選考委員を感嘆させた第30回鮎川哲也賞優秀賞受賞作。
感想 (ネタバレなし)
元弁護士の伯父が殺された。
養子の志史が疑わしいので調べて欲しいと叔母から頼まれる。
そんな冒頭で始まり、本格推理小説――かと思いきや、
過ぎ去りし少年の頃を追いかけるように物語が進みます。
高原志史。
小暮理都。
キーパーソンは2人の少年。
私の中で高原志史は吉沢亮さんのイメージで固まりました🤣
何でか読み始めた最初の方から吉沢亮さんが脳裏に浮かぶのです。
因みに小暮理都は……その容姿すら朧気のままでした💦
読後感は悪くありません。
幾つもの事件が絡み合ってて、単独なのか、別口なのか。
それともすべてが1本の線となる事件なのか―――。
ネタバレはしたくないので詳しくは書きませんが
この作品を一言でいうなら、大人の醜さでしょうか。
どいつも、こいつも、腐ってやがる💢
大人の身勝手でいつも犠牲になるのは抵抗する術を持たない子供なのです。
読後感は悪くない。
むしろ面白かった。
でもドロドロした薄気味悪いものが渦巻いてて行き場のない憤りも感じます。
作品自体は、きれいに描かれているのに、それ故に
淡々と綴られる欲望とか、身勝手さが際立つような気がしました。
初めて読んだ作家さんでしたが、
私にとってはとても読みやすい文章でした。
他の作品も気になるので読んでみようと思います📚
…とはいえ、まだ2冊しか刊行されていないんですね😅
今後の活躍が楽しみな作家さんがまた一人増えた嬉しさは一入です🎵
今日も無事に過ごせた世界に感謝!
ここまでお付き合い有難うございました
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