宮部みゆき著『悲嘆の門』
新潮文庫【読了2021.02.21】
中古で買い揃えた
文庫版、上・中・下
読み始めるまでずっと
「ミステリ小説」のつもりでした
( ̄◇ ̄;)
読み始める前に粗筋を
熟読しちゃう派~ なのですが
![いちこ](https://ichiko-ichie.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_20190917_155536-1.jpg)
何か…違う、気がする…?
ネッ上の情報のなかで
法律に抵触するものや、
犯罪に結びつく案件を見つけて
監視・調査する会社でアルバイトを
する事になった主人公―――
ある日、全国で起きている
不可解な殺人事件を追うチームに配属
その矢先に同僚が行方不明となり…
殺害後に指を切り落とす連続殺人事件
ホームレス失踪事件と廃墟ビルの謎
同時進行しつつ、ミステリでもあり
前作「英雄の書」の世界観を組み込み
がっつりファンタジー世界との融合
一気に読み進める中
下巻の終盤で主人公に決定打を与える
大きな事件が起こり、
私まで絶望してしまいました…
まさか、そんな、恐ろしい事件
そして、
物語は一気にファンタジー界に突入し
![いちこ](https://ichiko-ichie.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_20190917_155536-1.jpg)
ええええええええええええええ?!!
と叫ぶ間にとんとん進む(笑)
「物語」「言葉」
「守護戦士」「輪」「理」
3冊もあるので長くかかるかなー
思ったけど、あっという間の一気でしたw
色々と考えさせられる作品の一つですね
私の受けた絶望も最後には
きちんと拾い上げられたので
読後感は良かったです☆