知念実希人「祈りのカルテ」読了

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ミステリ

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図書館本。

初読みの作家さん。お医者さんで作家さん。たまたま別の作家さんの新刊と一緒に並んでいるお名前を見て、何となく覚えてて、何となく図書館で見つけて、何となく手にとった一冊。何となくばかりですみません(´ε`;)

これが、またまた当たりでした!

初めて読んだ作家さんの文章が心にストンと落ちる心地良さ。これがあるから作家さんの新規開拓はやめられません٩(。→∀←。)۶

 

棚に幾つか並ぶ中から手に取ってのが↑でした☆

短編は苦手なんだけど、初めて読む作家さんの入口としては良い選択だったと自画自賛(笑)

 

大学付属病院に勤務する研修医が、初期臨床研修中にあちこち科を移動する中で出会う患者とミステリ。
睡眠薬の過剰摂取をする女性は何故か決まった日付を病院で過ごしたがり、ガンの手術を予定していた老人が急に「今直ぐにでも手術を!」とワガママを言い出したり。
治療したはずの火傷が火もない病室で更に広がり続けたり、与えられた薬を飲んでいるはずなのに一向に治らずそれどころか入退院を繰り返す本当の理由だったり、心臓移植の為に直ぐにも渡米予定のワガママな女優との出会いだったり―――。

ミステリという程の大きな事件が起きるわけではないけれど、舞台が病院だからこその

ひとつひとつ読み終えるごとに腑に落ちる。全体的にとても優しい雰囲気と、読みやすい文体で医療系だけどそんなに小難しくないところが良かった( ≧▽≦)b

 

結構、著作も多いみたいなのでこれから読むのが楽しみです♪

 

 

 

 

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