澤村伊智『などらきの首』あらすじ&感想

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などらきの首 本のハナシ
本のハナシホラー

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どうも。
ホラー大好きイチコです(*ФωФσ)σ

「リング」三部作なら一気読み必至だし。
「オーメン」シリーズ3作品、夜中に一気観とか大好き
例えのタイトルが微妙に古くてスミマセン(笑)

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角川ホラー文庫「ならどきの首」

 

澤村さんの書く小説にちょいちょい登場する
霊能力者(?)比嘉姉妹シリーズが収録された初の短編集とのこと。

野崎&真琴コンビをメインに、確かにちょいちょい登場するのですが、いまいち姉妹の関係性というか立ち位置が把握できていません

 

【第72回推理作家協会賞短編部門受賞「学校は死の匂い」収録!】

雨の日にだけ、体育館に幽霊が出る――。 小学六年生の美晴は、学校に伝わる心霊めいた噂通りに体育館のキャットウォークから飛び降りる白い少女を目撃する。白い少女の正体は何か、何故彼女は飛び降りるのか。姉・琴子に対抗するため、美晴は真相究明に挑むが!?(受賞作「学校は死の匂い」)

「などらきさんに首取られんぞ」祖父母の住む地域に伝わる“などらき”という化け物。刎ね落とされたその首は洞窟の底に封印され、胴体は首を求めて未だに彷徨っているという。しかし不可能な状況で、首は忽然と消えた。僕は高校の同級生の野崎とともに首消失の謎に挑むが……。 (表題作「などらきの首」)

 

 

収録タイトル&ちょっとだけ粗筋

 

「ゴカイノカイ」

所有するビルの5階の部屋だけ入居者が居着かない。
聞けば夜中に「痛い痛い」と子供の声がする。
やがて声を聞いた入居者も痛いような気がしてくるという。
不動産屋の紹介で来てもらった「鎮め屋」には手に負えず――

 

「学校は死の匂い」

よくある学校の怪談を検証してたどり着いた「雨の日の体育館の幽霊」
実はそんな古い話などではなく、当時を知る関係者の話も出てくるが――

 

「居酒屋脳髄談義」

仕事終わりのよくある居酒屋での一風景。
男は脳でモノを考える、と主張する男たちの末路とは――

 

「悲鳴」

映画同好会の自主映画の撮影中、他の誰にも聞こえない悲鳴が聞こえる。
やがて映画の撮影に参加していたOBは不可解な死を遂げ、
部員も周囲でもおかしな事が起こるのだが――

 

「ファインダーの向こうに」

今はもう落ちぶれたカメラマン。
撮影中に、身に覚えのない風景写真が何故か映り込み、
そしてどこからか落ちてきた「心霊写真」の本。
「誰か」から「誰へ」のメッセージか――

 

「などらきの首」

洞窟の奥に封印されているはずの化物・などらきの首。
小学生の頃、その首が洞窟から忽然と消えた恐怖が高校生になった今も消えない。
友人の野崎と共に、首が消えた謎に挑むのだが――

 

感想(ネタバレなし)

幼い真琴が出てきたり、今は亡き姉の美晴がメインだったり。
学生時代の野崎はじめての事件や、真琴と野崎の出逢いエピソードなど。

ファンには嬉しい短編集!

個人的には表題作の「などらきの首」「ファインダー~」が良かった。
短編が故か

 

え。そんなオチ???

 

感も否めない作品もありますが、
そこそこホラーで、
でもそんな怖い感じではないので
夜中に読んでも大丈夫なレベル(笑)

 

…って、どんなレベルだよwww

怖くはありませんが、薄ら寒さでは「学校は~」でしょうか。
学校の怪談、って何か怖いよね…。
得体の知れなさがある。だからこそ何でもアリ感。

 

…そういえば、私が通っていた小学校に纏わる怪談が

 

 

 

 

 

 

 

なかった(爆)

よくよく思い出してみたら、全くなかったwww

 

学校七不思議とか絶対にあるテイだよねw

 

 

ここまでお読みいただき有難うございました

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